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鼻孔縁形成-005 – 美容整形・美容外科のヴェリテクリニック【公式】 東京・名古屋・大阪

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鼻孔縁形成術の症例写真
(鼻孔縁形成-005)

症例


症例番号:鼻孔縁形成-005

担当医: 福田 慶三

併せて行った施術・その他費用

鼻孔縁形成術(耳介軟骨移植)
¥550,000
他院修正の場合 + ¥110,000
鼻中隔延長術+肋軟骨移植術
¥990,000
他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000

鼻孔縁形成術のトラブル一覧


A)感染

治療部位に「熱感」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の処方や抗生剤を投与します。
また、感染がひどいケースでは鼻の中を切開して膿を出す必要があります。


B)移植した皮膚が生着しない

稀に移植した皮膚や軟骨が生着しないで壊死することがあります。その場合、移植した組織は黒いカサブタになって、1ヶ月程ではがれてきます。鼻孔縁は術前の状態かそれ以上に上方にひきつれることがあります。
壊死した組織は、感染を引き起こす危険があります。

対応
生着しないで壊死した皮膚と軟骨は感染の原因になりますので、取り除く処置をさせて頂きます。鼻孔縁の傷が閉じるように軟膏を処方致しますので、傷が治るまで毎日ご使用下さい。
傷が閉じてから4ヶ月以上経過を待ってから、再度皮膚と軟骨の移植手術を行わせて頂きます。


C)移植した皮膚が鼻腔内で盛り上がる

傷の治りが悪くてケロイドのように盛り上がることがあります。傷が治癒する過程で縮むことによって、皮膚がよじれて盛り上がることがあります。軟骨の厚みのために、皮膚が盛り上がることがあります。

対応
ステロイド(ケナコルト)を注射することで盛り上がりを平らにする処置を行います。
それでも改善が見られない場合には、移植した軟骨を取り除くことで、盛り上がりを小さくすることができます。
ステロイド注射は十分な効果が得られるまで、1ヶ月間隔で繰り返さなければならない場合もあります。
ステロイドの副作用としては、傷が凹む、毛細血管が浮きでる事があります。


D)鼻孔縁の皮膚側の膨らみ

軟骨を移植したことにより、皮膚側に膨らみができることがあります。

対応
皮膚側に膨らみができるのは、移植した軟骨が原因のため、軟骨を取り除くことで膨らみは小さくなります。
軟骨を切り取ると下がった鼻孔縁が上に引きつれる可能性があることをご了承下さい。


E)鼻孔縁が硬くなる

軟骨を移植したことにより、触ったときに鼻孔縁が硬く感じる場合があります。

対応
どうしても気になる場合には、移植した軟骨を取り除きます。
軟骨を切り取ると下がった鼻孔縁が上にひきつれる可能性があることをご了承下さい。


F)鼻孔の形が横長に見える

上がっている鼻孔縁を下げると、正面から見た時の鼻の穴が縦長から横長になります。
鼻孔縁を下げることによる必然的な変化です。

対応
もし、横長の印象を直したいと希望される場合、移植した軟骨と皮膚を一部あるいは全部切り取ることで対応出来ますが、鼻孔縁が上に上がってしまうことをご理解下さい。


G)鼻孔縁の左右差

鼻の穴に左右差が起こる場合があります。
元々の鼻の穴の大きさや形や、移植した皮膚や軟骨の生着の左右差や萎縮の左右差が原因です。

対応
出来るだけ左右対称になるよう手術を行いますが、1mm以下のわずかな左右差については、手術の精度に限界がありますことをご理解下さい。

◆下がりが足りない方を下がっている方へ合わせる場合、再度皮膚と軟骨の移植を行います。
◆下がり過ぎている方を上がっている方へ合わせる場合、移植した皮膚と軟骨の切除を行います。

但し、軟骨を切り取ると下がった鼻孔縁が上にひきつれる可能性があることをご了承下さい。


H)鼻孔縁形成の効果が物足りない

鼻孔縁が上にひきつれている方は、元々鼻孔縁や鼻翼の皮膚に余裕がありませんので、皮膚と軟骨を移植しても、鼻孔縁が下がる量には限界があります。

対応
鼻孔縁形成の効果が十分でない場合には、ご希望であれば再度手術を行うことは可能です。
その場合は再度皮膚と軟骨を移植して鼻孔縁を下げます。
但し、手術を繰り返すことで鼻の穴がいびつな形になりやすいことをご理解下さい。


I)鼻孔縁が下がりすぎる

鼻孔縁を下げる量を正確にコントロールすることはできません。手術の結果、鼻孔縁が下がり過ぎたと感じるかもしれません。

対応
鼻孔縁が下がりすぎたと感じる場合、移植した皮膚と軟骨を一部あるいは全部切除することによって鼻孔縁を上げることが出来ます。
但し、ご希望通りの鼻孔縁にはならない可能性がありますことをご了承下さい。


J)糸が出てくる

稀に、軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。

対応
糸を取り除く処置をさせて頂きます。


K)耳の変形

皮膚と軟骨を採取したことで出来る耳の皮膚の欠損が小さい場合は、直接縫い合わせますが、通常は、耳の後ろから皮膚を採取して、欠損部に皮膚を移植して傷をふさぎます。
それでも多少は皮膚が足りなくなるために、耳に変形が起こることをご理解下さい。

対応
どうしても変形が気になる場合には、皮膚移植を追加させて頂きます。
但し、皮膚移植をしても元の耳の形と全く同じには戻らないことをご了承下さい。

鼻孔縁形成術のよくある質問


鼻孔縁形成のダウンタイムはどのくらいですか?
個人差ありますが、1週間程度です。
移植した皮膚がずれないように、鼻孔部分に1週間ガーゼと糸で固定します。
個人差はありますが、目立つ腫れは約2~3日目をピークに1週間程で引いていきます。
その後も多少の腫れやむくみはありますが、お化粧でカバー出来る程度です。
時間の経過とともに落ち着いてきます。
鼻孔縁形成の術後、移植した軟骨がずれたりしないですか?
手術後のズレや変形などはありません。
ご自身の自己組織を移植するため、移植した位置に生着します。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
鼻孔縁形成後の傷は目立ちますか?
お顔の外見上に傷はつきません。
傷は鼻の内側のため外見上に傷がつくことはありませんが、移植後の鼻翼部分は若干厚く固くなります。
採取する耳の傷も目立ちにくい部位のため、術後目立つことはありません。
軟骨採取部分の体への影響はないですか?
術後の影響はありません。
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として確立しています。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
移植した軟骨は減ったり吸収されないですか?
減ったり吸収されることはありません。
移植した軟骨が減ったり吸収されることはありません。自己組織のため生着します。見た目や感触もとても自然です。 もともとのご自身の鼻と変わらず持続します。
使用する麻酔は?
手術中は眠って頂く麻酔を使用します。
患者様の手術中のご負担を軽減を考慮し、麻酔は静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔を使用致します。
手術中は終始眠った状態のため痛みや怖さを感じることはありません。
術後には、痛み止めなどの内服薬をお渡ししています。

鼻中隔延長術のトラブル一覧


A)感染

手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。

対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。


B)アレルギー反応(異物反応)

実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。

対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。


C)血が溜まる

術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。

対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。


D)傷口が開く

稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。

対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。


E)糸が出てくる

軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。

対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。


F)鼻尖の曲がり

延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。

対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。


G)鼻の穴のひきつれ

鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。

対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。 


H)鼻尖の違和感

延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。

対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。


I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる

延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。

対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。


J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)

鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。

対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。


K)鼻柱が凸凹する

鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。

対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。


L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。

対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。


M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる

できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。

対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。


N)傷跡が気になる

肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。

対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。

◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。

◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。

◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。

鼻中隔延長術のよくある質問


鼻中隔延長のダウンタイムはどのくらいですか?
約2週間程度です。
個人差ありますが、2週間程度となります。最終的な仕上がりは約4ヵ月後となります。
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
鼻中隔延長の傷は目立ちますか?
目立ちにくく見えにくい箇所のためほとんどわからない程度です。
オープン法で行うため鼻柱部分に傷は出来ますが、正面から見えにくく傷も目立ちにくい部分ため、ほとんどわからない程度になります。
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
鼻中隔延長はどのくらい長さや高さは出せますか?
目安として3㎜以上可能です。
個人差はございますが、目安として3㎜以上可能です。
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
軟骨採取部分の体への影響はないですか?
術後の影響はありません。
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として確立しています。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
鼻中隔延長の術後はいつぐらいから通常通りに触れることが出来ますか?
普段通りですと術後1カ月程度です。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
移植後の軟骨のズレや飛び出しはありますか?
ズレや飛び出すということはありません。
ご自身の自家組織を移植するため、移植した位置に生着します。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。

リスク

腫れ、鼻孔縁が硬くなる、内出血などが生じる場合があります。