症例番号:鼻骨骨切り-006
担当医: 福田 慶三
併せて行った施術・その他費用
- 隆鼻術+眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ)
- ¥770,000
- 鼻中隔延長術+肋軟骨移植術
- ¥990,000
他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000
- 鼻骨骨切り幅寄せ術
- ¥660,000
他院修正の場合 + ¥220,000
- 下顎(オーダープロテーゼ)
- ¥495,000
隆鼻術のトラブル一覧
A)感染
術後治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」等といった状態が長引く場合は感染が疑われます。
放置すると皮膚が破れて膿が出る、プロテーゼが飛び出す、鼻の穴がひきつれる、鼻の表面が凹む等の症状が出る可能性がある為、必ず治療が必要です。
対応
処置として内服薬服用、抗生剤点滴投与を2週間行います。
膿がたまっている場合には小さく切開して膿を出す処置を行い、その後毎日傷の洗浄を行います。
それでも改善がみられなかった場合は抜去手術を行わせていただきます。
抜去後の再挿入手術の時期に関しては、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
B)血が溜まる
術後皮膚の中で出血が起こると、傷の中に血が溜まってしまい、腫れ上がります。
対応
血が溜まってしまった場合は、直ちに鼻の中のキズを開いて溜まった血を排出する処置をさせていただきます。
C)傷口が開く
稀に糸が外れて傷が開いてしまうことがあります。
皮膚の表面の糸は1週間、鼻の中の糸は2週間で抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷が開くことは稀です。
しかし、傷口が引っ張られると癒着した傷が開いてしまうことがあります。
対応
糸が外れて傷が開いてしまった場合には、再縫合の処置をさせていただきます。
D)糸が出てくる
プロテーゼを縫い合わせている糸が外に出てきてしまうことがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)鼻筋の曲がり・ズレ
術後1週間は挿入したプロテーゼや軟骨が動かないようにギプスで固定しますが、それでも曲がりやズレが起こることがあります。
対応
「曲がっている」「ずれている」等といった症状がでた場合は、直ちに修正させていただきます。
◆ガス麻酔で眠っていただいたうえで、皮膚の上からプロテーゼを押して位置を直す処置をさせていただきます。
◆それでも改善しなかった場合には、鼻の中の傷を小さく切開して、鼻筋を修正する処置を行わせていただきます。
F)鼻の穴のひきつれ・穴が左右非対称
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれると、鼻の穴が引っ張られ、左右差を生じることがございます。
特に再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療が必要となります。
G)鼻筋の違和感・異物感
術後異物が入ったことにより、違和感(異物感)を感じることがあります。
時間の経過と共に異物感はなくなります。
対応
どうしても異物が入っていることに抵抗がある場合は抜去いたします。
H)鼻筋の高さ・幅・長さ等の見た目の違和感
「高い」「低い」「長い」「短い」「太い」「細い」といったイメージと違う結果になることがあります。
対応
修正をご希望の場合は、傷がまだ癒着していない術後1週間以内、あるいは、炎症が落ち着いた術後4ヶ月以降にプロテーゼの入れ替え手術をさせていただきます。
I)プロテーゼの飛び出し
プロテーゼが突然飛び出すということはありません。
その前に赤く腫れるという症状があります。赤みや腫れは感染やカプセル拘縮が原因です。
そのまま放置すると鼻先や鼻筋の皮膚に穴が開いて膿が出てきます。
更に放置するとプロテーゼが飛び出してきます。プロテーゼが出てきたキズはその後傷跡を残します。
赤みや腫れといった症状が出たときは、プロテーゼが飛び出してくる前に感染を抑える薬を服用するか、プロテーゼを抜去するといった処置をすることが肝心です。
※感染が疑われる場合、すぐにご来院下さい。
対応
感染により皮膚に赤みが出た場合、そのまま放置しておくと、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出す危険性がありますので、適切な処置が必要となります。
また、サイズが大きい場合も皮膚が薄くなって赤くなり、プロテーゼが飛び出す危険があります。
プロテーゼが飛び出すと、破れた皮膚は後に醜い凹みになることがあります。
お鼻に傷痕や変形を残さないために、プロテーゼが飛び出す前に治療を行うことが大切です。
抜去後の再挿入手術をご希望の場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからとなります。
少なくとも抜去手術を行ってから最低4ヶ月間あけてから再挿入手術となります。
J)プロテーゼの輪郭が浮き出る
プロテーゼの周りに出来た被膜カプセルの袋に石灰沈着(骨の粒のようなものが出来る)が起きたり、皮膚が薄くなってくると、プロテーゼの形が皮膚の上から透けてみえてきます。
対応
「プロテーゼの輪郭が浮き出てきてしまった」「鼻先が白く変色してきた」といった症状に対して修正をご希望の場合は、抜去手術または入替手術が必要となります。
隆鼻術のよくある質問
鼻の手術のダウンタイムはどのくらいですか?
術後1週間後からお化粧でカバー頂けます。
術後1周間ギブス固定を行います。
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
ダウンタイムは個人差ありますが、腫れのピークは術後3日目程でその間はギブスで隠れるためご自身で確認出来ません。
術後2週間程は多少の腫れやむくみはありありますが、お化粧でカバー頂ける程度です。
プロテーゼの手術後にズレることはありますか?
術後のずれや曲がりはありません。
プロテーゼは鼻骨の骨膜下に挿入し、術後はしっかり固定をしますので、挿入後プロテーゼが動いたりずれたりすることはまずありません。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
万が一、ズレや曲がりが生じた場合には適正に処置させて頂きます。
希望通りの鼻に仕上がりますか?
ほとんとの患者様が希望通りに仕上がっています。
患者様のご状態を拝見し、ご希望される高さ、太さ、長さや鼻筋のラインやカーブ等をお伺いし、お一人ずつに合ったご希望のデザインをオーダーメイドにて作成します。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
術前のカウンセリングにてしっかりご希望をお伝え頂くことがデザインを作る上で重要となります。
術後はほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
術後の仕上がりに不安の患者様には、術後のシミュレーションとしてまずはヒアルロン酸注入をおすすめしています。
プロテーゼ挿入後、感触に不自然さはありますか?
挿入前と変わらない自然な感触です。
プロテーゼは人工軟骨と呼ばれ、軟骨とほぼ同じ硬さで出来ています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
プロテーゼの入れ替えは同時に行いますか?
基本的には同日に行います。
基本的に同日に行います。
ただし感染を起こしている場合は、まずは抜去のみ行いその後ご状態が落ち着いてからプロテーゼを挿入します。
ただし感染を起こしている場合は、まずは抜去のみ行いその後ご状態が落ち着いてからプロテーゼを挿入します。
プロテーゼ抜去後は元の鼻に戻りますか?
ほぼ元通りに戻ります。
プロテーゼを抜去後はほぼ元通りの鼻に戻ります。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
抜去後、また高さをご希望される際には再手術やヒアルロン酸注入は可能になります。
将来的にプロテーゼを入れ替える必要はありますか?
必要ありません。
プロテーゼや自己組織の手術は入替の必要はありません。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
術後にご希望のデザインが変わったり、感染が原因で抜去された後の再挿入以外には必要ありません。
鼻中隔延長術のトラブル一覧
A)感染
手術後、皮膚の赤み・熱感・痛み・腫れが増し続けたり、その状態が長引く場合は、感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬の服用、抗生剤点滴の投与を2週間続けて経過をみます。膿が溜まっている時は、鼻の中を切開して洗浄を行います。それでも治まらない場合は、移植した軟骨を除去します。
再度、延長術を希望される場合は、感染の原因となる細菌が完全に消えてからになりますので、少なくとも軟骨除去後4ヶ月経過してからとなります。
再手術の際は、すでに鼻中隔軟骨を摘出してしまっているため、ほとんどの場合、肋軟骨を使用し移植します。
B)アレルギー反応(異物反応)
実際に起きた経験や報告はありませんが、保存軟骨に対する異物反応が起こる可能性は否定できません。
対応
異物反応が起きた場合には、軟骨を除去する処置を致します。
C)血が溜まる
術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって、鼻先、鼻柱、鼻の中粘膜が紫色に腫れあがります。
血液が溜まったままにしておきますと、感染、鼻尖が太くなる、鼻づまりを起こす危険がありますので、早めに治療をする必要があります。
対応
血が溜まっている場合は、直ちに溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。
D)傷口が開く
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。
対応
糸が外れ傷口が開いてしまった場合には、もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。
E)糸が出てくる
軟骨と自己組織を縫い合わせる糸が露出することがあります。
対応
放置していると化膿する危険がありますので早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
F)鼻尖の曲がり
延長手術をすることで、引き延ばされた皮膚や鼻尖の軟骨が元に戻ろうとする為、延長した軟骨に力が加わり曲がってしまうことがあります。
ヴェリテクリニックのこれまでの症例では、鼻尖が左右に傾くことが、10%程度の確率で生じます。
また鼻の穴の左右差は、20~30%の割合で認められました。
延長量が多くなるほど、また、過去に鼻の手術を受けている方ほど、起こりやすい傾向にあります。
対応
左右に傾いた鼻尖や鼻の穴の修正は容易ではありません。
左右差の修正を希望される場合は、移植した軟骨を削って延長量を短くしてバランスをとる処置をさせて頂きます。この場合延長した鼻が短くなることをご了承下さい。
延長した長さを短くしないで傾きの修正を希望される場合は、更に強力な軟骨を移植する必要がありますので、肋軟骨を採取して移植する処置をさせて頂きます。
※但し、修正手術を行っても完全に左右差をなくすとは困難なことをご理解下さい。
G)鼻の穴のひきつれ
鼻の穴の中の切開した傷が拘縮してひきつれることがございます。特に、再手術や感染が起きたケースでは、ひきつれも起こりやすくなります。
対応
術後半年を経過して傷跡が柔らかくなると、鼻の穴のひきつれも治まります。
それでもひきつれが残った時には、皮膚を移植する治療をさせて頂きます。
H)鼻尖の違和感
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
対応
延長手術をしたことにより、鼻尖が固定され手術前のように動かなくなるため、違和感を感じることがあります。
特に、笑った時に気になります。
どうしても気になる場合には、延長した軟骨を除去致します。
I)鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなる
延長手術で軟骨を移植したことにより、鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなることがあります。
対応
鼻柱(鼻の穴と穴の間)が分厚くなってしまい、修正を希望される場合は、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
※但し、削ることにより、鼻が短くなる、また、鼻尖が傾きやすくなる可能性があることをご了承下さい。
J)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)
鼻中隔に軟骨を重ねるため、鼻中隔が厚くなります。鼻尖縮小術を併せて行いますと、更に鼻の中の空気が通るスペースが狭くなります。そのため鼻づまりが起こりやすくなります。
特に術後は鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが一層狭くなります。
対応
1~3ヶ月位の時間の経過と共に鼻の中の粘膜の腫れがおさまります。
その間は市販の鼻炎スプレーを使用いただきますと、鼻づまりが軽くなります。
それでも症状が残った場合には、移植した軟骨を削る処置をさせて頂きます。
但し移植した軟骨を一部削る手術をしても、鼻詰まりが完全には治らないことがあることをご理解下さい。
K)鼻柱が凸凹する
鼻の穴の鼻柱の部分に(鼻柱の側面)に膨らみが出来る事があります。
対応
元々の鼻尖軟骨の折れ曲がりが表面に出る・移植した軟骨の角が出っ張る・キズアトが硬く膨らむことが原因です。軟骨が原因の場合は、膨らんで見える余分な軟骨を切り取る事ができます。
L)延長した鼻が長すぎる・鼻尖が高すぎる
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、予定した延長量より多少大きくなってしまうことがございます。また、予定通りに軟骨を延長しても、仕上がった鼻が長く、高く感じることもございます。術後3~6ヵ月はむくみの為に大きすぎると感じることが少なくありません。
むくみが落ち着くまで6ヵ月程経過を見ていただく必要がございます。
対応
手術後1週間後もしくは4カ月以降に、移植した軟骨を削ることで調整することができます。
M)延長した鼻が短すぎる・鼻尖が低すぎる
できるだけ患者さまのご希望に叶うよう、鼻の延長方向と延長量を相談して決定いたします。しかし、軟骨の大きさや皮膚のつっぱりのため、十分な高さや長さを得られないことがございます。また予定通りの延長をすることができても、仕上がった鼻が低い、短いと感じることもございます。
対応
手術後半年以降に、皮膚に余裕があれば、鼻尖に軟骨を追加移植することが可能です。
肋軟骨採取が必要な場合もあります。
※さらに長さ・高さを出す為には、引き延ばされる鼻尖の皮膚に余裕があることが条件となります。
その為、修正できる範囲には限界があることをご了承下さい。
N)傷跡が気になる
肌の性質により、傷跡がケロイドのように赤く盛り上がったり、段差や凹みなどが起こる場合があります。
対応
キズアトの修正を希望される場合、下記の方法を用います。
◆ステロイド注射(ケナコルト)
赤く盛り上がったキズを平らにする処置を行います。
効果が出るまで、1ヶ月に1回の治療を繰り返す可能性があります。
また、ステロイドの副作用として、皮膚や傷が凹む、細かい血管が浮き出るといったことがあります。
◆CO2レーザー照射
キズアトの段差を削って、なめらかにする効果があります。処置後は3ヶ月程赤みがあります。
◆切開法
傷の赤みが消えたうえで再度、切開し縫合いたします。
※傷を完全になくす事は不可能であり、目立たなくするという目的であることをご了承下さい。
また、個人の体質的な要因が大きいため、キズアト修正には限界がありますことをご理解下さい。
鼻中隔延長術のよくある質問
鼻中隔延長のダウンタイムはどのくらいですか?
約2週間程度です。
個人差ありますが、2週間程度となります。最終的な仕上がりは約4ヵ月後となります。
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
1週間ギブス固定があり、ギブス抜去後はむくみはありますがお化粧やマスク等でカバー出来ますので、すぐにお仕事に行かれる方も多いです。
鼻中隔延長の傷は目立ちますか?
目立ちにくく見えにくい箇所のためほとんどわからない程度です。
オープン法で行うため鼻柱部分に傷は出来ますが、正面から見えにくく傷も目立ちにくい部分ため、ほとんどわからない程度になります。
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
耳介軟骨は耳の後ろの溝部分、肋軟骨は胸のアンダーバストの位置に切開線は出来ますが、傷跡が目立ちにくい場所を選んで採取し、傷跡は時間の経過とともに目立たなくなっていきます
鼻中隔延長はどのくらい長さや高さは出せますか?
目安として3㎜以上可能です。
個人差はございますが、目安として3㎜以上可能です。
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
鼻尖の皮膚の厚さや軟骨のご状態、使用する軟骨により異なりますが、5㎜以上延ばすことも可能です。ご希望のデザインを考慮し直接お話しさせて頂きます。
軟骨採取部分の体への影響はないですか?
術後の影響はありません。
採取した軟骨が再生することはありませんが、移植手術で用いられる素材として確立しています。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
鼻中隔延長に使用する採取量は少量のため、変形や機能障害もきたしません。術後の影響は心配ありません。
鼻中隔延長の術後はいつぐらいから通常通りに触れることが出来ますか?
普段通りですと術後1カ月程度です。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
普段通りとなりますと術後1カ月程度必要となります。その間は優しく触れることは出来るため、日常生活に大きな支障はないと思います。
移植後の軟骨のズレや飛び出しはありますか?
ズレや飛び出すということはありません。
ご自身の自家組織を移植するため、移植した位置に生着します。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
移植した軟骨が経過とともにズレや変形、飛び出すことはまずありません。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
鼻骨骨切り幅寄せ術のトラブル一覧
A)感染
治療部位に「熱感」「赤みが出る」「強い痛み」「強い腫れ」といった状態が長引く場合は、感染が疑われます。
対応
内服薬の処方や抗生剤を投与します。
また、感染がひどいケースでは鼻の中を切開して膿を出す必要があります。
B)血が溜まる
術後に傷の中で出血が起こりますと、皮膚の下に血が溜まって紫色に腫れあがります。
対応
溜まった血を注射器で吸い出すか、もう一度傷を開けて排出します。
C)傷口が開く
稀に糸が外れたり、傷口の治りが悪く傷口が開いてしまうことがあります。
対応
もう一度傷を縫い合わせる処置を致します。
D)中縫いの糸が出てくる
中縫いの糸(皮膚の下の組織を縫い合わせる糸)が露出することがあります。放置していると化膿する危険がありますので、早めにご来院下さい。
対応
放置していると化膿する危険がありますので、早めにご来院下さい。糸を取り除く処置をさせて頂きます。
E)左右差
術後は、ギプスで固定して固めていますが、骨の位置を100%コントロールすることはできません。
そのため、左右の鼻の骨の位置がずれて、左右差が出る場合があります。
対応
明らかな左右差が出た場合、ふくらみが残っている側の鼻の骨を再度カットする、又は、凹んでいる側の鼻の骨の部分にプロテーゼや軟骨を移植し修正させて頂きます。
凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入して修正をすることも可能です。ヒアルロン酸注入は調整がしやすいですが、効果は永久的なものではありません。定期的に繰り返す必要があります。
但し、修正手術を行っても完全に左右対称にならないことがあることをご了承下さい。
F)鼻閉感(鼻が通りにくい感じ)
鼻筋の幅を狭めることによって、鼻の中のスペースが狭くなります。術後早期の段階では、鼻の中の粘膜が腫れるため、鼻の通りが悪く感じることがあります。
術後3~6ヶ月程で、鼻の中の粘膜の腫れが引いて、通常は鼻の通りに問題は残りません。
対応
元々鼻の通りに問題があった方は、鼻の通りが悪く感じられることがあります。
腫れが引いても改善がみられない場合には、鼻の中のスペースを広げるために、狭めた鼻筋を戻します。但し、かわりに鼻筋が太くなることをご理解下さい。
G)骨切りした部分の段差
手術後に鼻を触ると、骨切りした部分の段差を触れることがあります。
対応
触った時に気になる段差については、外見上問題がなければ修正はお勧めしません。外見上でわかる段差については、手術後4ヶ月以上経過してから、段差を作っている鼻の骨の角を削る処置を行わせていただきます。
H)鼻筋が太すぎると感じる(効果が物足りない)
術後は腫れやむくみのため鼻筋や鼻先が太く見えてしまいます。術後3~6ヶ月は経過をみて下さい。
また、鼻の骨を動かせる範囲には限界があるため、効果が物足りないと感じる場合があります。
対応
効果が物足りないと感じた場合には、再度鼻の骨を切り直す処置をさせて頂きます。
また、プロテーゼを使った隆鼻を行うことで、より鼻筋を細くシャープに見せる効果があります。
鼻骨骨切り術を再度行いましても、鼻の骨を動かせる範囲には限界がありますので、改善がみられない場合があります。
隆鼻術を行いますと、プロテーゼによって鼻筋に高さが出てしまうことをご理解下さい。
I)鼻筋が細くなりすぎたと感じる
鼻筋がどれくらいの細さになるのか、正確にコントロールすることはできません。
そのため、術後の鼻筋がご希望より細くなってしまうことがあります。
対応
鼻筋が細くなりすぎたと感じた場合、鼻骨をカットして広げることで、ある程度戻すことは可能です。
また、細くなった鼻の骨の側面にプロテーゼ挿入や軟骨移植やヒアルロン酸注入を行って鼻筋を太くすることも可能です。
鼻骨骨切り幅寄せのよくある質問
ダウンタイムはどのくらいですか?
個人差ありますが1~2週間程度です。
目立つ腫れはむくみは1~2週間程度で時間の経過と共に落ち着いてきます。その間はお化粧でカバー頂けます。
最終的な仕上がりまでは約4~6か月です。
最終的な仕上がりまでは約4~6か月です。
鼻骨骨切り幅寄せ手術は傷痕は出来ますか?
外見上の傷は出来ません。
基本的に鼻の中(クローズ法)の手術のため外見上傷は出来ません。
他の手術と併用で行う場合、オープン法で行う場合もありますが、正面から見えにくい部位となります。
他の手術と併用で行う場合、オープン法で行う場合もありますが、正面から見えにくい部位となります。
鼻骨骨切り幅寄せの術後、骨がズレることはありますか?
術後、動くことやずれることはありません。
術後しっかりと固定を行います。
状態が落ち着き正しい位置に定着後は動くことやずれることはありません。
状態が落ち着き正しい位置に定着後は動くことやずれることはありません。
鼻骨骨切り幅寄せ術で骨を切らない方法はありますか?
幅自体のカバーとして隆鼻術やヒアルロン酸注入がございます。
骨自体を細くするには手術のみとなります。
骨を切る手術に抵抗があるようであれば、隆鼻術で鼻筋を高くすることにより幅自体をカバーする方法もございます。
隆鼻術にも抵抗があるということであれば、鼻のヒアルロン酸注入をおすすめ致します。
その方のご希望をお伺いし様々な方法をご提案させて頂きます。
骨を切る手術に抵抗があるようであれば、隆鼻術で鼻筋を高くすることにより幅自体をカバーする方法もございます。
隆鼻術にも抵抗があるということであれば、鼻のヒアルロン酸注入をおすすめ致します。
その方のご希望をお伺いし様々な方法をご提案させて頂きます。
鼻骨骨切り幅寄せ後、術後の注意事項はありますか?
術後1ヶ月間は刺激や衝撃には注意が必要です。
術後1ヶ月間程は切った骨が安定しておらず、強い外力が加わると変形することがあるため、その間は強い外力がかからないよう注意が必要です。
鼻をかむときも優しく抑える程度で、できるだけ刺激を与えないよう気をつけて頂いています。
ボールをぶつけたり、強く押されたり、うつ伏せの姿勢で強く鼻を圧迫するなど十分な注意が必要です。
鼻をかむときも優しく抑える程度で、できるだけ刺激を与えないよう気をつけて頂いています。
ボールをぶつけたり、強く押されたり、うつ伏せの姿勢で強く鼻を圧迫するなど十分な注意が必要です。
手術は全身麻酔ですか?
はい。全身麻酔でのご手術となります。
手技が非常に細かく手術時間を要するため、患者様のご負担に配慮するために全身麻酔での手術となります。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
術中の意識はないため痛みを伴うことはありません。
アゴプロテーゼ挿入 固定術のトラブル一覧
A) 感染(化膿すること)
手術後、熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
対応
感染が起きた場合は、内服薬服用や抗生剤の投与を2 週間続けて経過をみます。
それでもおさまらない場合はプロテーゼを抜去します。再挿入は抜去から3 ヶ月以降に行います。
大変稀なことではありますが、プロテーゼを固定するための金属(プレートやスクリュー)が感染の原因となる場合があります。その際は、金属の抜去が必要になります。
B) 異物反応(アレルギー反応)
稀にプロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合があります。
対応
プロテーゼに対して異物反応(アレルギー反応)を起こす場合はプロテーゼを抜去します。
C) 血が溜まる
術後に傷の中で出血して血が溜まるとアゴや首が紫色に腫れ上がります。血が溜まったままにすると化膿したりしこりを作ったりするので早目の処置が必要です。
対応
再度、傷を開け溜まった血を排出する処置をします。
D) アゴから下口唇、下アゴの歯茎にかけて知覚が鈍くなる、しびれる
アゴから下口唇下アゴの歯茎にかけて知覚が鈍くなったり、プロテーゼを入れるポケットを作る際に知覚神経の近くを剥離して神経をひっぱるため、しびれたりします。
対応
個人差はありますが、ほとんどの場合1年以内に治まります。まれに、感覚が完全に元通りには戻らないこともあります。
E) プロテーゼのずれ
アゴの筋肉は強いため、その筋肉の動きにプロテーゼが押されて、手術で作ったポケットの中でプロテーゼが安定する前にずれてしまうことがあります。また、長い経過のうちにずれてくる可能性もあります。
対応
術後半年以内にプロテーゼの明らかなずれが認められた場合は、プロテーゼ抜去あるいはプロテーゼの位置の調整を行い修正します。
※再手術でプロテーゼの伝達を調整する場合、プロテーゼがずれるのを防ぐために、ドリルで下アゴの骨に穴を開けてプロテーゼを縫い付けたり、スクリューで固定したりする必要があることを御了承下さい。
F) アゴが正中からずれている
元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。その場合は、プロテーゼが顎の骨の正中からずれて固定されてしまうことがあります。
プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。
対応
アゴが正中からずれていると感じることがあります。
原因がプロテーゼのずれの場合は、上記のE)に準じて修正させて頂きます。
しかし、元々アゴが顔の軸からずれている人も少なくありません。プロテーゼが正しい位置に入っていても偏りが強調されて見えることがあります。
骨が原因の場合は、修正することは困難です。
プロテーゼの位置をずらすことで調整できる場合は、できる範囲で修正手術をさせて頂きます。
G) プロテーゼが大きすぎる、又は、小さすぎると感じる
顎が大きすぎる、又は、小さすぎるといった期待していたイメージと違う結果になることがあります。
対応
① 大きすぎると感じる場合、プロテーゼ抜去、又は小さいプロテーゼへの入れ替えで修正させて頂きます。
② プロテーゼが小さすぎると感じる場合、大きいプロテーゼへの入れ替え、ヒアルロン酸注入、脂肪注入で修正させて頂きます。
H) アゴの梅干しじわが改善しない
アゴにプロテーゼを入れることによって、アゴの筋肉による梅干しジワが消えることもありますが、多くの場合は消えません。
対応
ボトックスを注入することをおすすめします。
I) 骨の変形
長年に渡るプロテーゼの圧迫によりアゴの骨が吸収されて骨の表面に凹みができることがあります。
対応
通常は問題になりません。
J) アゴの異物感
手術後、アゴに異物感を感じることがあります。
対応
時間の経過とともに異物感は無くなりますが、どうしても気になる場合は、抜去させていただきます。
K) 口唇の火傷(やけど)、すり傷、色素沈着
手術中、口を大きく開ける器具を使用する為、口唇の火傷、すり傷、色素沈着が起こることがあります。
対応
ほとんどの場合、自然に治まります。
色素を薄くするハイドロキノンクリームや肌のターンオーバーを早め、新たな皮膚を再生させるトレチノイン+ハイドロキノンクリームを必要に応じて処方します。
L) プロテーゼ・固定金属のレントゲン・CT・MRIに対する影響
アゴに入れたプロテーゼやプロテーゼを固定するためのスクリューは画像に写ります。しかし、CT やMRI の検診を受けて頂くことに支障はございません。
対応
レントゲン・CT・MRIいずれの検査も問題なく受けていただけますが、プロテーゼはCT・MRIに、固定金属はレントゲン・CT・MRI全てに写ります。
固定の強度を増すために使用したスクリューは、どうしても気になる場合、抜去が可能です。
下顎プロテーゼのよくある質問
プロテーゼは将来、ゆがみは出てきませんか?
変形やズレの心配はありません。
骨と骨膜の間にしっかり挿入し挿入位置に滑らかにフィットするため、変形やズレの心配はまずありません。
交通事故などの大きな衝撃でない限り心配しなくてよいでしょう。
交通事故などの大きな衝撃でない限り心配しなくてよいでしょう。
ヒアルロン酸注入後にプロテーゼに変えられますか?
可能です。
ヒアルロン酸が注入されている場合、手術前にヒアルロン酸分解注射を注入した後、プロテーゼ手術を行います。
分解されない注入物の場合、手術中に可能な限り除去を行いプロテーゼを挿入します。
分解されない注入物の場合、手術中に可能な限り除去を行いプロテーゼを挿入します。
下顎プロテーゼの術後、注意することはありますか?
銃後1ヶ月程は強い刺激や衝撃にはご注意下さい。
術後間もない間は状態が安定していないため、強い衝撃には注意が必要です。
術後1カ月程度は頬杖や球技スポーツなど、アゴにかかる刺激や衝撃にはご注意頂き、安静にすることが大切です。
術後1カ月程度は頬杖や球技スポーツなど、アゴにかかる刺激や衝撃にはご注意頂き、安静にすることが大切です。
以前に入れたプロテーゼの入替はできますか?
プロテーゼの入替は可能です。
プロテーゼの曲がりやズレ、大きさや形が気に入らない等の場合、プロテーゼの入替は可能となります。
再度ご希望のデザインをお伺いし、新たなプロテーゼに入替ます。
再度ご希望のデザインをお伺いし、新たなプロテーゼに入替ます。
プロテーゼ挿入のダウンタイムはどのくらいですか?
大まかな腫れやむくみは1~2週間程度です。
個人差ありますが、ヒアルロン酸注入は馴染むまで1週間程かかります。
プロテーゼの場合には大まかな腫れやむくみは1~2週間程度です。内出血が出た場合には10日前後で消失しその間お化粧でカバー頂けます。
プロテーゼの場合には大まかな腫れやむくみは1~2週間程度です。内出血が出た場合には10日前後で消失しその間お化粧でカバー頂けます。
輪郭の手術の傷痕は残りませんか?術後の腫れや痛みはどうですか?
外見上に傷が出来ることはなく、ダウンタイムは1~2週間程度です。
手術は口の中から行いますので、外見上に傷がつくことはなく、口の中の傷は治りやすく人目に付くことはありません。
術後は痛み止めや鎮静剤を処方いたします。ダウンタイムは個人差がありますが、大まかな腫れや痛みは2週間程度です。外出時などはマスクでカバーして頂けます。
術後は痛み止めや鎮静剤を処方いたします。ダウンタイムは個人差がありますが、大まかな腫れや痛みは2週間程度です。外出時などはマスクでカバーして頂けます。
使用する麻酔は?
手術中は眠って頂く麻酔を使用します。
患者様の手術中のご負担を軽減を考慮し、麻酔は静脈麻酔+ラリンゲルマスク麻酔を使用致します。
手術中は終始眠った状態のため痛みや怖さを感じることはありません。
術後には、痛み止めなどの内服薬をお渡ししています。
手術中は終始眠った状態のため痛みや怖さを感じることはありません。
術後には、痛み止めなどの内服薬をお渡ししています。
プロテーゼ挿入後、感触に不自然さはありますか?
挿入前と変わらない自然な感触です。
プロテーゼは人工軟骨と呼ばれ、軟骨とほぼ同じ硬さで出来ています。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
プロテーゼ自体の感触も非常に自然な上、挿入位置も骨膜や皮膚に覆われるため感触の不自然さはございません。
リスク
腫れ、鼻閉感、骨切りの段差、内出血などが生じる場合があります。