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美容外科医から見て、鼻叩きなどの自力で行うプチ整形は意味があるのか – 美容整形・美容外科のヴェリテクリニック【公式】 東京・名古屋・大阪

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美容外科医から見て、鼻叩きなどの自力で行うプチ整形は意味があるのか


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■インターネットに溢れる自力の整形法とは

近年巷に溢れている「自力で行うプチ整形」をご存知ですか。鼻が高くなったり、まぶたが二重になったりすると言われていますが、本当に自力で改善することができるのでしょうか。また、肌や骨に対する影響はどのようなものがあるのでしょうか。今回は、美容外科の視点から、自力で行う整形法について検証します。

インターネット上にはさまざまな情報が溢れ、最近では「自力整形法」や整形効果があると言われる機器が話題になっています。これらは自力で気になる部分を整形できると謳っていますが、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。まずは自力整形の方法と市販されている整形機器についてご紹介します。

・鼻叩き
自力整形の中でもっとも有名なのが「鼻叩き」です。拳をつくり、中指の第二関節を使って鼻のラインに沿ってまんべんなくコツコツと叩くというものです。詳しいやり方は、目と目の間の骨が一番低くなっている部分と、その少し下の鼻の付け根部分の骨を、500回ずつ強く叩だけの簡単な方法です。

ドイツの学者によると、「骨は外から刺激を受けると、それに抵抗するためにもっとも適した構造を発達させる」と言われております。また、鼻の骨はほとんど軟骨でできていてやわらかいことから形が変わりやすいため、骨を叩くことで振動を与えて成長を促すという理屈です。ただし、負荷をかけすぎてはいけないので、1日置きに行う点がポイントです。寝ている間は成長ホルモンの影響を受けやすいため、睡眠の30分前を目安に行うのが良いそうです。

・鼻の形を整える機器
鼻の形を整形できることを謳った器具も市販されています。ひとつめは「鼻プチ」と呼ばれるもので、プラスチック製のスティックを鼻の穴の中に装着し、内側から突っ張り棒のように鼻先を押し上げるものです。夜は取り外すだけなので、着け外しが簡単で、サイズがXSからLまで展開されているため自分の鼻に合ったものが選べます。また、鼻先をシャープにすることができるため、団子鼻に悩む人が多い日本人にとってはうってつけの方法だと言えそうです。もうひとつが、洗濯バサミの要領で鼻をつまむことで、鼻を矯正するというものです。さまざまな種類が発売されていて、1日20〜30分ほどの装着を毎日続けると、次第に鼻筋が通るようになると言われています。

・アイプチ、アイテープ、メザイク
目に関しては、さまざまな自力整形法が話題になっていますが、市販されているグッズも種類が豊富です。多くの人から支持を得ているものに、アイプチとアイテープがあります。アイプチは二重にしたいラインから内側に専用の薬剤を塗り、乾いたら二重のラインに合わせてプッシャーを押し付けてクセづけをするというものです。

使う前に肌の油分を拭き取る、二重の幅を広くしすぎないなどのポイントを押さえれば、簡単にできるようになります。アイテープは半月型のテープを二重にしたいラインから内側に貼り、テープの上にまぶたが被さることを利用して二重を形成するというものです。肌馴染みの良い色合いのテープなども販売されており、見た目にもバレにくいものが増えてきています。最近では、アイテープの発展版であるメザイクというものも人気を集めています。やり方は、ファイバー状のメザイクを二重にしたいラインに沿って載せていき、不要な部分はカットします。そしてメイクをして、メザイクが見えないようにすれば完成。自分の目に合わせた形が作れて手軽な点がメリットです。

・まぶた引き上げ法
まぶたを開かせるように指で持ち上げ、その状態で目を閉じます。すると、まぶたを開かせようとする力と閉じようとする力により、二重まぶたになることがあります。これを毎日5分行うと、次第に二重のクセが定着すると言われています。このほか、ヘアピンを上まぶたに押し込み、二重のラインができたらピンが鼻にかかるよう横方向に倒して、まぶたに押し込んだヘアピンをセロハンテープなどで鼻に固定させます。その後、しばらくそのままの状態で固定させてクセづけをするという方法もあります。こちらはアイプチの要領をヘアピンに転換させているものだと考えるとわかりやすいでしょう。この2つの方法は、疲れているときや目をこすったときなどに二重になるようなまぶたの薄い方に結果が出やすいようです。

・目をこすって二重にする
前述でご紹介した方法のほか、自力で二重にする方法には、目をこすって二重になったら、その状態のまままばたきを何度も行うというものもあります。これをやり続けると、二重の持続時間が長くなると言われています。こちらももともと二重になりやすい人に向いている方法で、寝転んで行うとやりやすいそうです。

■自力の整形法は本当に効果があるのか

上記でご紹介した自己流の整形は、本当に効果が得られるのでしょうか。また、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。続いては、それぞれの方法を検証してみましょう。

・鼻叩き
骨叩きの理屈としては、骨折した後に治癒した部分は、再び折れてしまうことがないよう以前より太くなるという理論を利用して、鼻の骨も太くするというものです。確かにレントゲンを撮ると、骨折したことのある箇所は太くなっていることがあり、この現象は「骨新生」あるいは「骨増生」と呼ばれています。しかし、骨新生・骨増生を起こさせるには、鼻の骨が折れたりひび割れたりするくらいの強い衝撃を与えないと意味がありません。つまり、指の関節で叩いたくらいでは効果がなく、ボクサーのような強いパンチで殴ったり、ハンマーで叩いたりしなければならないのです。

また、このときに問題となるのが、鼻の骨が薄くやわらかいという点です。鼻を力一杯殴ったりハンマーで叩いたりすれば、鼻の骨はひびが入るだけではなくグシャリと潰れてしまい、余計低くなってしまいます。また、毎日叩き続けると、皮膚が痛めつけられ角化し、厚くなったり、摩擦が加わることで色素沈着を起こしたりしてしまいます。これらのことを考えると、鼻叩きはメリットが薄いばかりか、デメリットの方が圧倒的に多いことがわかります。

・鼻の形を整える機器
鼻プチについては、鼻の穴の中にスティックを入れるだけの方法です。ただし、無理に鼻を高くしているため、仕上がりが不自然になることがあります。たとえば鼻の根本部分や鼻筋が低いにも関わらず鼻プチを入れると、鼻先だけが浮かび上がったように不自然な形状になってしまいます。こうした点から、あくまで鼻先しか高くすることができないものであり、美容整形のように鼻の根元から鼻先までのバランスが整った鼻にすることは難しいと言えるでしょう。また、鼻の穴の中は非常にデリケートな部位でもあるため、鼻プチを使っていることで鼻の内側を傷つけてしまったり、感染症を引き起こしたりしてしまうことも懸念されます。何かの拍子に鼻プチが鼻の奥に入ってしまうことも考えられるでしょう。

・アイプチ、アイテープ、メザイク
アイプチやメザイクなどを使い続けると、ラインが定着して永久的な二重が手に入ると思っている人が多く見られます。しかし、美容外科側の視点で見ると、アイプチやメザイクを続けたとしても、多くの人はまぶたが被れたりシワになったりしてしまうだけだと言えます。一重まぶたは、二重に比べて脂肪が多く皮膚が厚いため、目を開いたときに皮膚が折れ曲りにくいことから二重にはなりにくいという特徴があります。こうした性質を持つ一重のまぶたにアイプチやメザイクを行なったところで、皮膚が薄くなるわけではありません。そのため二重が定着する確率は低く、まぶたに負担をかけ続けることによって逆にまぶたの皮膚が厚くなったり垂れるようになったりと、デメリットになってしまうのです。

・まぶた引き上げ法
まぶたの薄い方は二重になりやすいという特徴を利用した方法ですが、この方法の場合は、たとえ永久的な二重が得られたとしても、左右対象のきれいな二重になることはほとんどありません。自分が希望する二重になれる人を割合で考えると10人に1人ほどなので、目に与える負担を考えると、あまり良い方法だとは言えなさそうです。

また、マッサージによって一重まぶたが二重になったという人もいますが、マッサージによって目元がすっきりとすることはあっても二重になることは考えにくいでしょう。一重まぶたの脂肪や厚い皮膚自体は、マッサージでは薄くなりません。逆に、マッサージによってまぶたの皮膚が荒れてしまったり、強い負荷がかかることで皮膚が伸びてしまったりすることもあるため注意が必要です。

・目をこすって二重にする
目をこすったときに二重になるのを定着させるという方法ですが、この方法はメリットが薄いばかりか、ほかの弊害を生む可能性があるため注意しなくてはなりません。というのも、二重になることを目指して毎日のように目をこすっていると「眼瞼下垂」という状態になってしまう可能性があるためです。「眼瞼下垂」とは上まぶたが下垂し、目に覆いかぶさってしまうため目が見えづらくなってしまうものです。新生児から高齢者まで、年齢を問わず起こる危険性があります。

目をこすることで、まぶたを持ち上げている挙筋腱膜と瞼板の接合部分が伸びたりゆるんだりすることで、まぶたが持ち上がらなくなり開きにくくなってしまうのが原因です。

コンタクトレンズを使用している人や花粉症などで目をこする頻度が高い人などに多く見られますが、目をこする二重形成法についても、起こる可能性が考えられます。また、「眼瞼下垂」によってまぶたが開きにくくなるため、無理に目を開こうとすることで額に深いシワが刻まれてしまうこともあります。

「眼瞼下垂」は手術によって治すことも可能ですが、左右の目の開き具合を対照に仕上げることが難しいなどの懸念点もあります。こうした状態になってしまうことを考えると、自力での二重形成がいかに危ないものかわかるでしょう。

■まとめ

巷で言われている自力の整形法は、望んだ仕上がりになる可能性が非常に低いだけでなく、より悪化させてしまうなどの危険を孕んでいることがわかりました。

間違った知識のもとで自力の整形を行い取り返しがつかなくなる前に、美容外科で医師のカウンセリング・施術を受けましょう。