東京で鼻の整形をお考えの方へ
ヴェリテクリニック
銀座院院長
積山 真也医師
美容外科医として最も大切な事は、ご希望をお互い共有できているかだと考えます。
カウンセリングでは沢山お話やシミュレーションをしましょう。
様々な角度から適切な治療を分かりやすくご提案し、治療方針を見つけていきます。
カウンセリングの参考動画
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ヴェリテクリニック
銀座院院長
積山 真也医師
美容外科医として最も大切な事は、ご希望をお互い共有できているかだと考えます。
カウンセリングでは沢山お話やシミュレーションをしましょう。
様々な角度から適切な治療を分かりやすくご提案し、治療方針を見つけていきます。
カウンセリングの参考動画
隆鼻術は、鼻の高さや立体感を出すために「プロテーゼ」と呼ばれるものを挿入する手術です。ヴェリテクリニックではオーダーメイドプロテーゼを作成し、患者様のご希望に合った高さや幅を調整したプロテーゼを挿入いたします。鼻筋が低い方や、鼻の全体的な印象を変えたい方におすすめの美容整形です。
料金 | ¥330,000(税込) オーダーの場合+¥110,000 |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
眉間プロテーゼは、眉間のくぼみを埋めて、鼻とのつながりを滑らかにし、より立体的な顔立ちにするための美容整形術です。ヴェリテクリニックでは眉間と鼻筋の一体型のオーダーメイドプロテーゼを作成し、より患者様のお顔に合ったプロテーゼを挿入いたします。眉間からプロテーゼを挿入することで、鼻全体のバランスを整えることができます。
料金 | ¥330,000(税込) オーダーの場合+¥110,000 |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
ヒアルロン酸を注射することで、切開せずに鼻の高さを出したり、鼻筋を通したりすることが可能です。ヒアルロン酸の種類は、注入部位や注入量、年齢や肌質によって使い分けます。鼻の高さを変えたい方におすすめの美容整形です。
料金 | ¥ 66,000- (税込) /1本 |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
鼻翼縮小術は、鼻の両側の鼻翼(小鼻)を小さくし、鼻の幅を狭める手術です。鼻が大きく見える方やにんにく鼻を解消したい方におすすめです。鼻の形状や顔のバランスに合わせて、様々な手術法があります。
料金 | ¥330,000~660,000(税込) |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
鼻尖形成術は、鼻先に高さを出す美容整形術です。丸い鼻先が気になる方におすすめです。主に耳介軟骨を鼻先に移植し、高さを出すことができます。同時に鼻尖縮小を行うことで、鼻先を細く高くすることが可能です。
料金 | ¥385,000- (税込) |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
鼻中隔延長術は、軟骨を鼻先に移植して鼻先の高さや角度を延ばす手術です。使用できる軟骨は鼻中隔軟骨、耳介軟骨、肋軟骨の3種類があり、自身の組織を使用するため、アレルギー反応のリスクが低いのが特徴です。鼻が短い方や、鼻先に高さがほしい方、雰囲気を変えたい方におすすめです。
料金 | ¥693,000~990,000 (税込) |
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ダウンタイム | 術後約2週間 |
鼻骨骨切り幅寄せは、鼻の幅を狭め、鼻筋を通す手術です。鼻が横に広がっている方におすすめの美容整形です。鼻の骨をカットし、内側に寄せます。ヴェリテクリニックでは超音波骨切り機を使用して正確に骨を切ります。
料金 | ¥660,000- (税込) |
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ダウンタイム | 術後1〜2週間 |
患者様のご希望を医師に正確に伝えることは、非常に重要です。
しかし、イメージの相違により、仕上がりがご希望と異なる場合も考えられます。
そこでヴェリテクリニックでは、患者様のお顔を3D映像で再現し、カウンセリングの際に一緒に確認しながら、具体的なイメージを共有いたします。
「もっとこうしたい」といったご要望も、その場でシミュレーションを修正しながら、ご希望に近づけるよう努めます。
理想の形状が決まりましたら、手術内容、費用、リスクなど、詳しくご説明いたします。
医師からの提案に関しても、その場でシミュレーションで確認できますので、ご安心ください。
3Dシミュレーションの参考動画
ヴェリテクリニックでは、高度な3Dシミュレーション技術を用いて、患者様のお顔の骨格に完璧にフィットするオーダーメイドのプロテーゼを作成しています。
手術前には、3Dシミュレーションで仕上がりを事前に確認できるため、安心して施術を受けていただけます。
綿密な計画に基づき、理想の鼻や額を自然な仕上がりで実現します。
オーダーメイドプロテーゼの参考動画
私たちヴェリテクリニックは、世間一般に広まっている、美容整形に対するネガティブなイメージを本気で覆したいと考えています。
過去に美容整形手術を受け、結果に納得いかなかった方も、ぜひご相談ください。海外や他のクリニックでの手術修正も可能です。
プロテーゼのズレなど、放置すると危険な状態もございますので、お早めにご連絡ください。
※手術内容によっては、他の医療機関での手術後4ヶ月ほど経過してから、カウンセリングのご予約をお願いする場合がございます。
修正手術について、不安なことがあれば何でもご相談ください。医師が患者様の状態を詳しく診察し、最適な治療法をご提案します。
過去の施術方法によっては難しい場合もありますが、複数の医師が協力して、最善を尽くします。
当院は、多くの修正手術の実績があり、患者様のご希望に沿えるよう尽力します。まずはお気軽にご相談ください。
手術前に、患者様の希望を叶えるためのシミュレーションを行います。
カウンセリングでは、パソコンで手術後のイメージを一緒に確認できます。必要に応じて、ヒアルロン酸を実際に注入して、仕上がりを確かめることも可能です。
手術が決まれば、3Dプリンターで患者様の頭蓋骨の模型を作成し、一人ひとりに合ったオーダーメイドのプロテーゼを作成します。
より精度の高い手術を行うことによって、一人ひとりの顔に合わせた、自然で美しい仕上がりを目指します。
修正術に関する参考動画
ダウンタイムとは、手術後の腫れや内出血などの症状が徐々に改善していく期間のことです。これらの症状は、個人差があり、回復のスピードも異なりますが、1〜2週間程度かかることが一般的です。
手術によっては、術後しばらくの間、ドレーンや固定具が必要になる場合があり、日常生活に制限がかかることがあります。通常、術後7日目以降はメイクが可能となりますが、仕事復帰については、医師とよくご相談ください。
完全に自然な状態になるまでには、3ヶ月〜6ヶ月の期間を要することが一般的です。
手術後、ドレーンをつけたり、ギプスで固定する場合があります。痛みを感じた際は、お渡しした痛み止めを服用してください。手術後は腫れなどがみられますので、安静にして過ごすことが大切です。
ギプスはしばらくつけたままですが、検診のあとにドレーンの管は外せる状態となります。
※状態によっては、ドレーンがもう少し長く必要な場合もあります。
ドクターの診断のうえ、ギプスを外します。まだ腫れや痛みなど、違和感が残るかもしれませんが、これは自然な回復過程です。
鼻整形のリスクは、手術方法や使用する素材、個人の体質などによって異なりますが、一般的に考えられる主なリスクは以下の通りです。
鼻の整形は、メリットだけでなく、様々なリスクも伴うことを理解しておきましょう。手術を決める前に、必ず医師と十分に相談し、ご自身の状況に合った治療法を選びましょう。
※価格はすべて税別でございます。
隆鼻術・眉間 | 隆鼻術 | ¥330,000 |
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隆鼻術(オーダープロテーゼ) | ¥440,000 |
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眉間プロテーゼ挿入術 | ¥330,000 | |
眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ) | ¥440,000 | |
隆鼻術+眉間プロテーゼ挿入術(オーダープロテーゼ) | ¥770,000 | |
鼻プロテーゼ抜去術(当院で受けられた手術の場合) | ¥110,000 | |
鼻プロテーゼ抜去術(他院で受けられた手術の場合) | ¥165,000 | |
アクアミド除去(鼻) | ¥220,000 | |
アクアミド除去 ※鼻手術と同時の場合 | ¥110,000 | |
鼻翼縮小 | 鼻翼縮小術(内側又は外側) | 各¥330,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
鼻翼縮小術(内・外・上のうち2箇所) | ¥495,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
|
鼻翼縮小(内・外・上) | ¥660,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
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鼻翼挙上 | 鼻翼挙上術 | ¥330,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
鼻翼挙上術+鼻翼縮小一ヶ所 | ¥495,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
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鼻尖形成・縮小 | 鼻尖形成術 | ¥385,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
鼻尖縮小術 | ¥330,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
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鼻尖形成+鼻尖縮小 | ¥550,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
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鼻翼基部(貴族手術) | 鼻翼基部プロテーゼ挿入術(貴族手術)オーダープロテーゼ | ¥440,000 |
鼻翼基部肋軟骨移植(貴族手術) | ¥440,000 | |
鼻中隔延長術 | 鼻中隔延長術+肋軟骨移植術 | ¥990,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
鼻中隔延長術+保存軟骨移植術 | ¥770,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
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鼻中隔延長+メドポア | ¥693,000 他院修正の場合 + ¥220,000~¥440,000 |
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鼻孔縁 | 鼻孔縁挙上術 | ¥330,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
鼻孔縁形成術(耳介軟骨移植) | ¥550,000 他院修正の場合 + ¥110,000 |
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その他 | 鼻骨骨切り幅寄せ術 | ¥660,000 他院修正の場合 + ¥220,000 |
わし鼻形成術 | ¥660,000 他院修正の場合 + ¥220,000 |
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鼻骨骨切り幅寄せ術+わし鼻形成術 |
¥990,000 他院修正の場合 + ¥220,000 |
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鼻短縮術 | ¥385,000 他院修正の場合 + ¥220,000 |
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斜鼻 | ¥660,000 他院修正の場合 + ¥220,000 |
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真皮脂肪移植 | ¥220,000 | |
真皮脂肪移植※鼻の施術と同時にしない場合 | ¥440,000 | |
ローマンノーズリフト(1本) | ¥22,000 |
上図のように、鼻は骨と軟骨を土台として、その上に皮膚が覆いかぶさる構造をしています。
正面から見た場合、鼻の上部の約3分の1は骨が土台となっています。
そして、鼻の中央部分の約3分の1は、鼻中隔軟骨と呼ばれる板状の軟骨が、左右の鼻腔を仕切る壁の役割を果たしています。
鼻中隔軟骨を柱として、左右の上外側鼻軟骨が、まるで家の屋根のように組み合わさっています。
この構造において、鼻の上部の約3分の1を構成する骨、中央部の約3分の1を占める鼻中隔軟骨、そして上外側鼻軟骨は、互いにしっかりと連結しています。
一方、鼻の下部の約3分の1は、蝶々の羽のような形をした大鼻翼軟骨と呼ばれる左右2枚の軟骨が土台となっています。
大鼻翼軟骨の内側部分は、鼻の穴の間にある鼻柱と呼ばれる部分を支える役割を担っています。
軟骨が折れ曲がる部分の中央は、鼻の先端にあたる鼻尖を形成し、外側部分は残りの鼻尖を支えています。
大鼻翼軟骨の内側部分は鼻中隔軟骨の下縁と、外側部分は上外側鼻軟骨と接合していますが、この結合は非常に緩く、ある程度の可動性を有しています。
このため、鼻先を指でつまんで動かしてみると、上下・前後・左右の様々な方向に動かすことができます。
鼻先が上を向いている短い鼻や、鼻先が低い鼻は、なぜそのような形になっているのでしょうか?
鼻の先端部分にある大鼻翼軟骨は、後ろと上から鼻中隔軟骨によって支えられています。
しかし、この鼻中隔軟骨が小さい場合、大鼻翼軟骨が本来の位置から上方や後方にずれてしまうことがあります。
大鼻翼軟骨が上方にズレると、鼻先が短く上を向いたような形になり、後方にズレると鼻先が低くなるのです。
つまり、鼻中隔軟骨の発達が不十分であることが、短い鼻や低い鼻の原因の一つと言えるでしょう。
上を向いた鼻先や、低い鼻先を治すには、どうすればいいのでしょうか?
鼻先を下方へ伸ばしたり、前方に高くしたりするためには、鼻先を構成する大鼻翼軟骨を、下方や前方に移動させる必要があります。
このためには、大鼻翼軟骨を支えている鼻中隔軟骨を、下方や前方に拡大する必要があります。
これを可能にするのが鼻中隔延長術です。
鼻中隔延長術では、まず鼻中隔軟骨の先端に、自身の耳の軟骨などの軟骨を移植し、つなぎ合わせます。
そして、この新たに延長された部分に、鼻先の形状を決定する大鼻翼軟骨を縫合することで、大鼻翼軟骨を希望の方向へ移動させます。
これにより、鼻先を高くしたり、下へ下げたりすることが可能になります。
鼻先の形状を決定する大鼻翼軟骨を移動させることで、鼻先全体が理想的な形に近づきます。
大鼻翼軟骨が十分に発達している方であれば、この軟骨を適切な位置に移動させるだけで、美しい鼻先を手に入れることができます。
しかし、多くの場合、大鼻翼軟骨だけでは鼻の高さを十分に確保したり、シャープな印象を与えることが難しいため、さらに別の処置が必要となります。
そこで、大鼻翼軟骨の先端に、耳から採取した軟骨を積み重ねることで、鼻の高さを出し、理想的な形を形成します。
耳の軟骨は、比較的柔らかく加工しやすいという特徴があるため、鼻整形に適しています。
鼻中隔延長術をご希望される患者様は、多くの場合、鼻筋が低いというお悩みをお持ちです。
また、鼻中隔延長術によって鼻先を高くすると、鼻筋とのバランスが崩れ、鼻先だけが突出してしまうように見えることがあります。
そのため、鼻中隔延長術と同時に、鼻筋を高くする隆鼻術や、眉間の凹みを補うプロテーゼを行うことが一般的です。
つまり、鼻中隔延長術単独で行うケースは非常に少ないと言えるでしょう。
ただし、隆鼻術やプロテーゼが必ずしも必要というわけではありません。
患者様のお顔全体のバランスや、理想の鼻の形などを総合的に考慮し、最適な治療法を選択することが重要です。
そう言うと、皆さん少し戸惑われるかもしれません。
これは正面から見た鼻の話ではなく、横顔のことです。
そう言っても、なかなかピンと来ないかもしれません。でも、横顔の鼻の理想形を考える上で、この四角形はとても重要なことなのです。
三角形の鼻とは、鼻の根元(鼻根)と口元、そして鼻先の頂点(鼻尖)でできた三角形のこと。もちろん、実際の鼻は図形のように尖っているわけではなく、あくまでアウトラインとしてのイメージです。
鼻尖が上の方に位置している状態を、アップノーズと言います。正面から見ると鼻の穴が目立ちやすいのが特徴です。
日本人の鼻は、このアップノーズが多いのですが、可愛らしさや親しみやすさを感じさせるので、決して悪い形ではありません。
ただ、鼻の穴をもっと隠したい方や、クールな印象を与えたい方にとっては、このアップノーズを改善したいという方も多いでしょう。
しかし、単純に三角形の形を保ったまま鼻先を下げてしまうと、いわゆる「魔女の鼻」のような、鉤鼻になってしまう可能性があります。
鼻の下のラインに対して、鼻先が直角よりも小さい角度になっている状態が、まさに鉤鼻です。直角に近い角度であっても、そのままの角度で鼻先に向かっていくと、少し鉤鼻っぽく見えてしまうこともあります。
では、その中間あたりがベストなのかというと、それも少し中途半端で、クールビューティーな印象には結びつきません。
先ほど、中間は中途半端だと言いましたが、理想的な鼻は、ある意味で中間にあると言えるでしょう。
具体的に言うと、口元からの始まりは、顔の輪郭に対してほぼ水平、つまり直角に近い角度で始まります。しかし、途中からわずかに上向きに角度を変え、鼻先に向かっていくのです。
つまり、鼻根と口元の2点以外に角が2つある状態、つまり四角形になるということです。これは、幾何学的な意味での完全な四角形ではなく、どちらかと言えば台形に近い形と言えるでしょう。
また、鼻の形状によっては、角がはっきりしない場合もあります。しかし、鼻の根元から鼻先にかけて、途中で角度が変わるという点において、この形を「四角形」と呼ぶことができるのではないでしょうか。
もちろん、鼻の美しさは人それぞれ感じ方が異なるため、この形がすべての人に当てはまるというわけではありません。しかし、テレビや雑誌に出ている美しい方の横顔を観察すると、このような形をしていることが多いのは事実です。
この、三角形と四角形の違いとなる、鼻尖と口元の間の部分を鼻柱と言います。つまり、三角形の鼻を四角形に変えるためには、この鼻柱の形を変える必要があるということです。
では、具体的にどのような美容整形が必要なのでしょうか。
鼻先が下がって鉤鼻になっているような三角形の鼻の場合、余分な部分を削って小さくすることで、四角形に近づけることができます。
しかし、単純に削るだけでは鼻先が丸くなってしまうため、鼻先を上方向に引き上げるなどの工夫が必要となり、実際の手術は非常に繊細な作業となります。幸い、日本人にこのタイプの鼻は多くありません。
一方、四角形の鼻を作る上でベースとなる鼻は、アップノーズ系の鼻が圧倒的に多いと言えるでしょう。
このタイプの鼻を四角形に変えるためには、鼻柱を下方向、つまり斜め下に伸ばす必要があります。
ただし、アップノーズの傾向が強い方は、鼻柱を下げるだけでは美しい鼻とはなりません。鼻先自体の位置も下げるなどの適切な調整をしつつ鼻柱を伸ばすという複合的な美容整形術が必要となるケースがほとんどです。
単純にシリコンプロテーゼを挿入するだけでは、鼻柱を下げることはできません。
むしろ、鼻柱から鼻先にかけての皮膚は非常に薄くデリケートなため、人工物を無理やり入れると、皮膚に負担がかかり、結果的に皮膚が薄くなってしまい、最悪の場合、シリコンが皮膚を突き破ってしまう可能性すらあります。そのため、人工物ではなく、自分の耳から採取した軟骨など、自分の体の一部である組織を移植する手術が必要になります。
鼻柱は、鼻の中央を仕切る鼻中隔軟骨という板状の軟骨によって支えられています。そのため、現在の鼻柱の上に単純に軟骨を乗せるだけでは、十分な効果が得られず、鼻柱が十分に伸びないことが多いのです。
しっかりと鼻柱を伸ばすためには、この鼻中隔軟骨自体を伸ばす手術が必要となります。これが、鼻中隔延長という手術です。
鼻中隔延長術は、最近では比較的知られるようになった美容整形術ですが、その必要性について深く理解されている方はまだ少ないかもしれません。
この手術が必要となる大きな理由の一つが、今回のテーマである「三角形の鼻を四角形にする」ということなのです。
鼻は細いほど美しく、かっこいい印象になると考えている方がとても多くいらっしゃいます。
実際に、隆鼻術のカウンセリングでは、「プロテーゼはできるだけ細いものにしてください」と言われることがよくあります。
その理由をお伺いすると、「鼻を細く見せたいからです」というお答えが返ってきます。
しかし、特に鼻の付け根の部分である鼻根部に関しては、細すぎるのはかえって不自然で、美しさからは遠ざかってしまいます。
特に、幅が細く、高さが極端に高いプロテーゼを使用すると、元の鼻との間に段差が生じ、プロテーゼが浮き上がってしまい、不自然な印象を与えてしまいます。
さらに、鼻根の両側に垂直に近い切り立った面ができてしまうことになります。
西洋人のように、鼻が高く顔の輪郭がはっきりしている場合であれば、鼻根の両側が垂直に切り立っていても自然に見えます。これは、鼻根の幅も比較的広いことが要因として考えられます。
しかし、東洋人のように鼻が比較的低い場合に、鼻根の幅が細いうえに両側が切り立っていると、非常に不自然な印象を与えてしまいます。
つまり、鼻の高さと幅のバランスが適切でないと、美しい鼻とは呼べないということです。
鼻の断面図で考えてみましょう。
鼻が高い人ほど、鼻の側面の傾斜が急になる傾向がありますが、東洋人の場合、この傾斜が垂直になることはほとんどなく、滑らかな曲線を描くのが一般的です。
そのため、隆鼻術では、この鼻の側面の傾斜が自然な曲線を描くように、プロテーゼの形を慎重に設計します。
鼻の高さを控えめにしたい場合は、プロテーゼの幅を狭くしても問題ありませんが、より高い鼻を目指す場合は、プロテーゼの幅も広くなる傾向があります。
幅が狭すぎるプロテーゼで無理に鼻の高さを出そうとすると、先ほど説明したような不自然な状態になってしまいます。
このような状態では、人工的な物が埋め込まれているように見えてしまい、自然な仕上がりとは言えません。
東洋人であっても、鼻が高く、バランスの取れた美しい鼻をお持ちの方は、鼻根の幅が意外と広いことに気付くかもしれません。一度、周囲の人を観察してみると良いでしょう。
このような方は、鼻筋がまっすぐ通っており、顔の中心部分が強調されているため、鼻根が太く見えるという印象は与えません。
むしろ、鼻の上下バランスが良く、洗練された印象を与えます。
美しい鼻の条件は多岐にわたりますが、その一つに、眉間から小鼻に至るまでのサイドラインが滑らかでバランスがとれていることが挙げられます。
この左右のサイドラインは、眉間から鼻根にかけて徐々に細くなり、鼻根で最も細くなった後、小鼻に向かって再び徐々に広がっていくのが理想的な形状です。
より詳細に説明するために、この側面のラインを眉間部、鼻根部、中間部、鼻翼(小鼻)部の4つの部分に分けて考えてみましょう。
それぞれの部分におけるラインの幅のバランスが適切でないと、鼻全体の形状が美しく見えません。
この4つのうちのどの部分が、他の部分と比べて細すぎたり太すぎたりしても、鼻全体のバランスが崩れ、不自然な印象を与えてしまいます。
例えば、鼻根部が中間部よりも極端に細い場合、鼻根部から鼻先にかけての側面のラインが急角度で広がるため、鼻先が大きく重く見えてしまうことがあります。
プロテーゼの高さが鼻の幅に対して高すぎる場合、プロテーゼの両端の辺縁が鼻の表面から浮き出てしまうことがあります。
特に、元々鼻根が低く、鼻の側面のラインがはっきりしない方は、この浮き出たプロテーゼの端が、鼻の側面のラインと混同されてしまい、結果的に鼻根が極端に細く見えてしまうことがあります。
これは、先ほど説明したような、鼻根部が細く、中間部から下が太いという、バランスの悪い鼻の形状につながり、とてもかっこ悪い鼻になってしまいます。
ご自身の鼻全体のバランスを考慮せずに、プロテーゼの形を決めることは避けるべきだということをお分かりいただけたでしょうか。
鼻の側面のラインは、今回のプロテーゼの手術だけでなく、あらゆる鼻の手術において、非常に重要な要素となります。
手術自体に問題がなかったとしても、この側面のラインを考慮せずに手術を進めると、最終的な仕上がりは非常に不自然なものになってしまいます。
Q
A
術後のズレや曲がりはありません。
プロテーゼは、鼻の骨と骨の間の層に埋め込み、しっかりと固定します。そのため、手術後、プロテーゼが動くことはほとんどありません。
万が一、何らかの原因でズレや変形が生じた場合は、適切な治療を行いますのでご安心ください。
Q
A
ほとんどの患者様が希望通りに仕上がっています。
患者様一人ひとりの鼻の状態や、ご希望される鼻の高さ、幅、長さ、そして鼻筋のラインや曲線などを詳しくお伺いし、オーダーメイドで最適なデザインを作成いたします。
手術前のカウンセリングでは、ご希望をしっかりとご相談いただくことが、理想の鼻を実現するために非常に重要です。
これまでの実績では、ほとんどの患者様がご希望通りの鼻に仕上がっております。
手術後の仕上がりが不安な方には、事前にヒアルロン酸注入によるシミュレーションを行うことをおすすめしております。
Q
A
挿入前と変わらない自然な感触です。
プロテーゼは人工軟骨と呼ばれ、軟骨とほぼ同じ硬さでできており、自然な触感です。
挿入位置は骨膜や皮膚に覆われるため、外から触っても違和感を感じることはほとんどありません。
Q
A
基本的には同日に行います。
原則として、プロテーゼの除去と入れ替え手術は同日に実施いたします。
ただし、感染などの合併症がある場合は、一旦プロテーゼを抜去し、状態が安定してから再度挿入手術を行う場合があります。
Q
A
ほぼ元通りに戻ります。
プロテーゼ除去後は、ほぼ手術前の状態に戻ります。
除去後、再び鼻の高さを出したいと思われた場合は、再手術やヒアルロン酸注入といった方法を選ぶことができます。
Q
A
必要ありません。
プロテーゼやご自身の組織を使った鼻の美容整形は、入れ替えの必要はありません。
術後に、ご希望のデザインが変わったり、感染が原因でプロテーゼを取り出す必要が生じた場合を除き、再度手術を行う必要はありません。
■東京メトロ『銀座駅』A13出口より徒歩2分、A9出口より徒歩5分
■東京メトロ『銀座一丁目駅』8番出口より徒歩1分
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【住所】〒104-0061
東京都中央区銀座2-6-12 大倉本館5階
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ヴェリテクリニック
銀座院院長
積山 真也医師
>プロフィールを見る
日本形成外科学会専門医/日本美容外科学会会員(JSAPS)/日本美容外科医師会(JSAS)/日本頭蓋顎顔面外科学会会員/日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 乳房インプラント責任医師/日本抗加齢医学会会員/東京慈恵会医科大学形成外科非常勤医員
2012年 東京慈恵会医科大学 医学部 卒業
2012年 東京慈恵会医科大学附属病院 初期研修
2014年 東京慈恵会医科大学形成外科学講座 助教
2014年 東京慈恵会医科大学附属柏病院 形成外科
2014年 東京慈恵会医科大学附属病院 形成外科
2019年 日本形成外科学会専門医 取得
2020年 東京慈恵会医科大学附属柏病院 形成外科
2022年 ヴェリテクリニック 入職
2023年 ヴェリテクリニック銀座院院長 就任
ヴェリテクリニック
名古屋院院長
李 政秀医師
日本外科学会認定医/日本抗加齢医学会専門医/日本形成外科学会会員
1992年 金沢大学医学部卒業
1992年 名古屋大学第一外科
1992年 静岡済生会病院外科
1996年 大垣市民病院外科
2000年 坂下病院外科医長
2001年 大手美容外科院長 就任
2005年 ヴェリテクリニック入職
2008年 ヴェリテクリニック名古屋院院長 就任
ヴェリテクリニック
大阪院院長
森島 容子医師
日本形成外科学会専門医/日本形成外科学会指導医/日本熱傷学会専門医/皮膚腫瘍外科分野指導医/小児形成外科分野指導医/再建・マイクロサージャリー学会分野指導医/レーザー分野指導医/日本形成外科学会/日本熱傷学会/日本創傷外科学会/日本頭蓋顎顔面外科学会/日本マイクロサージャリー学会/日本褥瘡学会/日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会/日本美容外科学会JSAPS/日本形成外科学会中部地方会 評議員/日本形成外科学会東海支部地方会 評議員
1992年3月 川崎医科大学卒業
1992年4月 大垣市民病院研修医
1993年4月 名古屋大学形成外科入局
1994年7月 愛知医科大学形成外科助手
2001年9月 Children’s Hospital Boston Craniofacial DR.Mulliken留学
2002年4月 名古屋大学形成外科
2002年7月 大垣市民病院形成外科医長
2004年4月 大垣市民病院形成外科長
2017年4月 大垣市民病院形成外科部長
2023年7月 ヴェリテクリニック 大阪院 院長
ヴェリテクリニックの医師は、全員が形成外科医としての豊富な経験と知識を有しており、その専門性を美容医療に活かしています。 在籍している医師のなかには、大学病院などの形成外科医の会員が中心の日本美容外科学会が認定した「専門医」もおります。 専門医として認定されている医師は、学会正会員のなかでもごくわずかな人数です。 ヴェリテクリニックでは、医師同士の連携を密に行い、患者様にご満足いただけるよう、日々技術力の向上に努めています。
日本形成外科学会専門医/日本美容外科学会(JSAPS)専門医/日本美容外科学会(JSAS)専門医/日本外科学会認定医/日本抗加齢医学会専門医/日本形成外科学会会員/日本美容外科医師会会員/日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房インプラント責任医師/東京慈恵会医科大学形成外科非常勤医員/日本形成外科学会指導医/日本熱傷学会専門医/皮膚腫瘍外科分野指導医/小児形成外科分野指導医/再建・マイクロサージャリー学会分野指導医/レーザー分野指導医/日本創傷外科学会会員/日本マイクロサージャリー学会会員/日本褥瘡学会会員/日本形成外科学会中部地方会 評議員/日本形成外科学会東海支部地方会 評議員/日本美容医療協会会員/日本皮膚科学会正会員/下肢静脈瘤血管内治療実施医/日本頭蓋顎顔面外科学会専門医/形成外科領域指導医/日本乳癌学会会員/日本頭頚部癌学会/乳房再建用エキスパンダー インプラント責任医師/タイ美容外科学会会員
診療時間:10:00~19:00
(大阪院のみ 9:00~18:00)